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北鎌倉・小泉邸跡地にマンション建設を計画している山田建設は、マンション建設計画の概要を盛り込んだ掲示板を小泉家旧所有地に設置するとともに、2003年11月11日と同年12月23日の2回にわたって、山ノ内公会堂で近隣住民への説明会を開催した。北鎌倉まちづくり協議会は坂田庄次代表幹事、斎藤博子マンション問題部会長をはじめとした会員が、近隣住民とともに説明会に出席、意見を述べた。
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| 山田建設による近隣住民説明会(山ノ内公会堂) |
▽第1回目は近隣相談室長が欠席
第1回目の11月11日の説明会で山田建設は、計画しているマンションは名称が「マイキャッスル北鎌倉」(仮称)で、概要は
- 5階建て
- 実質最高高さ16、05メートル(平均地盤面からは14、80メートル)
- 床面積は約8、610平方メートル
- 62戸
- ロの字型
- 階高3、01メートル―であると明らかにした。
これに対し、冒頭、坂田代表幹事は、「近隣相談室の青柳克之室長はなぜ出席しないのか。失礼ではないか」と現場の最高責任者である室長不在のまま、室次長以下のメンバーで第1回目の説明会に臨む山田建設の姿勢に疑問を投げかけた。
▽強行ではなく話し合いを続行
さらに北鎌倉まちづくり協議会は「かねてから北鎌倉に相応しいものをつくってほしいと要望していたが、提示された概要は要望とは懸け離れている。それを裏付けるように敷地面積に占める延べ床面積も大船や鎌倉のマンションに比べ、割合が高くなっている。ロの字型は容認できない。実質15メートル以下、4階建て以下に計画を修正してほしい」と計画の抜本的な見直しを強く要求した。
また出席したある近隣住民は「強行着工しないということをはっきりしてほしい」と繰り返し、山田建設に確認を求めた。これに対し山田建設は「鎌倉市役所でもできるだけ住民と話し合いをしなさいよということなので、それに従ってやっていきたい。あくまでも強行にやるということではなく今まで何回もいろいろな方と話し合いをしてきているのも事実なので、これからも近隣の皆様方を含めて話し合いをさせていただきたい」と答えた。
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| マンション建設計画の掲示板(鎌倉街道沿い) |
▽床面積も約2割カット
12月23日日の2回目の説明会で、山田建設は第1回目に示した計画概要の一部修正案を提示した。修正の主な内容は(1)床面積は約6、823平方メートル(2)コの字型(3)63戸(4)階高2、96メートル―など。床面積が約2割カットされ、ロの字型がコの字型になったのに戸数が1戸増えたのは、駐車場を外部にしたのと1戸当たりの占有面積を減らしたため。
ただし、「実質15メートル以下、4階建て以下」という北鎌倉まちづくり協議会の要求に対しては、山田建設は「採算が取れない」として、「実質15メートル以上、5階建て」とする従来の姿勢を崩さなかった。階高が低くなっていることも考えあわせれば、修正案は「北鎌倉に相応しいものを」という北鎌倉まちづくり協議会の要求からは依然、程遠い内容である。
▽景観協定制定に向けたシンポジウムを開催
山田建設の2度の説明会の結果を踏まえ、北鎌倉まちづくり協議会は2004年1月16日に小泉邸跡マンション部会、同月17日に定例協議会を開催、「実質15メートル以下、4階建て以下」という要求を実現するため、04年春の北鎌倉匠の市と同時に景観協定制定に向けたシンポジウムを開催することを決めた。
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